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フォントラブ!〜ナイスバディな”Didot”(ディド)に見とれる日々〜

新聞、雑誌、電車の中吊り広告、洋服のタグにスマホで覗くソーシャルニュース・・・

普段の生活の中で常に接しているフォントたち。

 

仕事柄食い入るように見入ってしまうこともしばしば、気になるものを見つけた時は

何というフォントが使われているかすぐにググります;

特に有名ブランドのロゴに使用されているものは、比較的答えを見つけやすいので

夢中で調べてはメモをして、気づいたら何時間も経っていたなんて休日も少なくなく。

 

 

そんな数あるフォントの中でも見るたびにひときわ心を奪われるのが・・・

太いところは太く、細いところは細く。現代のモダン・ローマン体として人気を博す、スタイル抜群な美人フォント、Didot(ディド)。

 

そのビジュアルからアパレル業界でロゴとして利用されることが多く、
ファッション誌界の女王「VOGUE」や「BAZAAR」、セレブ御用達ブランド「GIORGIO ARMANI」で使用されているのは

とても有名な話ですよね。
洗練・高級感・上品さ等を表現したい時に力になってくれる、頼りになるフォントのひとつです。
ラグジュアリーブランドを扱うセレクトショップさんのロゴやHP制作時なんかに是非お勧めしたい!!

Didot(ディド)の誕生と今。

そもそもDidotディドて発音からしてもしやと思ったらやっぱりフランス出身のフォントなんですね。


設計者は「フェルミン・ディド」。

発明者や作家を排出する大変優秀な家系だったそうで、

1800年頃にはフランスの印刷所および活字鋳造工場び重鎮として活躍をしていたそう。

設計者の名前がそのままフォント名になったんですね、THEサンドウィッチスタイル!

 

そんなクリエイティブ畑出身・フェルミン・ディドが生み出した”Didot”(ディド)は、

誕生から200年経った今でもモダン・ローマン体を代表するフォント。クリエイティブな現場で愛され続ける、フォント界のお洒落番長です。

文字もデザインのひとつ。

↑これは私が心から尊敬する弊社デザイナー森永からのありがたい教えでして。

 

独学でデザインをはじめたばかりの時は、フォント選びなんて肌感覚でしか無かったのが本音。

何となく、こっちがかっこいいかなとか。。
それがちょうど2年前、”これから”に入社し、たくさんのお客様と接する中で学び強く感じたのは、

「意味のあるデザインを提供したい」という気持ちでした。

文字ひとつとっても、きちんと説明ができるものでなければ意味がないのだと!

フォントが創りだされた背景や歴史、「◯◯のロゴにも使われています」なんて自分なりの答えをもってお伝え出来なきゃいけませんよね。


兼ねてからの活字中毒も手伝って最近はもっぱら、時間があればフォント探しを続ける日々・・・
まだまだまだまだ勉強不足ですが、この習慣が少しでもお客様の満足につながる事を願って!

一日一フォントを目標にもっと知識を増やしていきたいと思います。